独学でタロットカードを勉強する

タロットにかぎらず、占い師になるために必須の資格はありません。無資格で未経験でも、極端なケースだと本人がタロット師としてビジネスを始めることも可能です。しかし、タロット占術の経験や知識がない状態で占い師として商売を始めるのはあまりおすすめができません。最低限度のタロットと占術経験は必要です。

 

タロットは、西洋占星術や四柱推命に比べると比較的覚える範囲が少ないため、占い初心者が取り掛かりやすいジャンルです。占術に関する本もタロットの場合は、占いの中ではメジャーな部類のため、たくさん出版されています。独学で勉強がしやすいのも人気の理由になっています。

 

占いの専門学校に通ってスキルアップを

副業として行う場合は、独学で十分できますが、本格的にタロット占いで生計を立てることを考えるのであれば、タロット以外の占術も学ぶことができる専門学校に通うのをおすすめします。多の占い師が、タロットとは別に西洋占星術、四柱推命などの別の占術も併用していることが多いです。扱える占術が多い方が、顧客の幅が広がりやすいためです。

 

お客様の立場でもタロットカードだけでなく自分の生年月日や姓名などから未来を占ってもらうほうがより当たりやすい印象をもちやすいです。専門学校では、心理学や実践的な知識も覚えられるため、スキルアップができるというメリットもあります。

 

タロットカードの意味を覚えよう

タロット占い師になるためには、最初にタロットカードのそれぞれの意味を覚えることから始めます。タロットカードは、大アルカナとよばれるカードが22枚、小アルカナとよばれるカードが56枚の計78枚あります。タロットカードには1枚1枚にそれぞれ意味があります。

 

また、占い師から見て、カードが逆の位置にでているときは、意味がかわるため、実質156通りのカードの意味を把握しておかないといけません。また、タロット占いには、スプレッドとよばれる占いの形があります。有名なものとしてはケルト十字法とよばれるカードを10枚引いて、占術する方法があります。

 

まとめ

タロットカード自体は、比較的安価なため、占いの中でも比較的すぐに実践しやすい占術です。昔は、占いの館などに就職したり、自分で街中などにビルを借りて、商売を始めることが多かったですが、最近はネット占いのように在宅でタロット占いを行うことができ、副業としても人気があります。

 

誰でも始められやすい占術のため、同業者が多いのも特徴です。同業者と差をつけるにもスキルアップを常に忘れないように腕を磨くことも大事です。占術の技術だけでなく、お客様のデリケートな悩みを聞くため、カウンセリングの技術も必要になってきます。

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